パクリ。

うわぁぁ!!また殺っちゃったよ!!
それはヤク中だから食すと大変まずいと思う。

って、違うだろ!あたし!!

もう見てるのも限界!
そう思って席を立ったらカッパの蒼白な顔が目に入った。

ああ、お前も見ちゃったんだ?
怖かったよね。

もう大丈夫!あたしがワカバを止めるから!あたしがお前を守るから〜!!

だけどなかなか通路に出られない。

ふとステージを見ると、可愛いカッパの顔がどんどんイッちゃってるし。

ああ、可哀相に。きっと思い出が走馬灯のように駆け巡ってるんだろう。愛しい弟の名前を呼びながら、そのむちむちなボディからは想像もできない様なスピードで逃げ出した。

名前を呼ばれてちびっこ登場!

って、おい!!

ザコが!何故出てくる!?

じゃなかった、出ちゃダメ〜!!

だけど、何を思ったのか、かわいいボクちゃんは「キャンディー!」と叫んで自らワカバの口の中へ飛び込み自殺を計った。

え?死へのダイブ?!

なんて頭の悪いじゃなかった、可哀相な事を!!

ワカバ、頼むからカッパだけは喰うなよ!!

あたしはやっとの事で、通路に出て、ステージに向かって走り出した。